ほしい…。
かつてのヨーカドーの包装紙。
そのデザインを用いた雑貨達。
けれど、持ってても自分では使わないとわかる。
決して広くはない自宅。
使うことは無いであろう、
かつ、置き場がはっきり決まらないであろう、
ほかの所有物と合わせてスッキリ収納できないであろう雑貨
そういうモノは増やしたくないなぁとも思う。
でも、見ると心が踊って仕方ない。
懐かしいモノが大好き。
こういうときは、大抵、衝動に負けて買いそろえてしてしまうのだが…。
買う前に、ブログに残してみようと思いつく。
子供のころ、
親に買って貰ったロボットのおもちゃや文具達は、
これに包まれて、自宅に迎え入れられた。
いまは地元から消えたヨーカドー。
この包装紙のデザインを見て、次々と蘇る記憶。
一階のフードコート
「おいらせ」と「きらっせ」
店内BGMはビートルズのHELP
100円玉握ってキラを求めたカードダス。
それらを収納するためのドラゴンボールカードダスファイル。
バーチャルボーイの店頭体験。
惣菜の骨付き唐揚げがおいしかったこと。
階段踊り場は中学時代の友達と話した思い出。
じいちゃんに連れてってもらった、向かいのファミコンランド。
壊れたファミコンの修理のために一緒に来てくれた思い出。
地元から離れて家庭を築いている今。
ふと開いた新聞の折り込みで、
懐かしい包装紙と再会し、
亡くなった祖父との記憶まで蘇る。
この1枚で不思議な時間を過ごした気分になった。
さて、、
ブログに記録することの利点のひとつ。
モノが増えずに、カテゴリ整理されて、残っていく。
モノ自体を購入した時、それに触れれば、その瞬間に記憶が蘇る。
ただし、蘇った記憶は、前回見た時とは違う記憶かもしれない。
モノ自体に記録はないから、記憶は不確かなもので、毎回変わってしまう。
ブログには写真とともに文章の形で記憶が残される。
単に書き残す日記とも違う。
だから、書き終わると、
買わなくても、なぜか満足した気持ち。
自分のブログに記すことで、
自分のモノにした感覚なのか。
所有欲を満たしてくれるのか。
ヨーカドーとシモジマに対しては、
売上貢献できなくて申し訳ないけれど、
いかんせん、うちのスペースがない。
ブログには、こういう活用法があるのだと知ったので、
家のモノをブログに残して徐々に片付けていこうと思った。
家族の将来の快適な暮らしのため、広いスペースを確保する。
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