人脈づくり
意識高いようで空回りしている言葉
やや恥ずかしい思考だと感じる昨今
他にない自分の強み。
それが人脈作りだと思っている。
数多くのサプライヤーとの関わりで得られた、幅広いコネクション。
丁寧に対応して獲得した信頼関係。
他の人にない部署異動を経験して、他の人にない繋がりを得られたことが、
自分のオリジナリティのひとつ。
大したことない、意味がないと思う方もいるかもしれませんが、
自信を失いやすい自分にとってはとても大事な資産。
でも、そう考えてるくせに、異動してからは積極的にアポを作ろうとせず、
先の見えない仕事環境にくさくさとしている自分。
全然その強みを高めようとしていない。
いまの資産を活かそうともしていない。
自分が強みと思っているそれが、会社の役に立つかは疑問だけれど、
自分が培ってきた「自信のもと」を自ら途絶えさせるなんて甚だ勿体ない。
くさくさしている理由のひとつ。
上からの指示、新規取引先の開拓。
限りある時間に、色々やることがあるで、
いまいち優先性が感じられず、やる気が起きない。
なんといっても、頑張っても昇格なく給料が上がらないから。
そんなこんなで、上司の指示も聞かない。
かつ、いままでの自信のもとである「幅広い取引先との関係」も強化しない。
いまやひとりのビジネスマンとして弱体化の一途…。
一体、何のために会社にいるのか。
否、むしろ、「新規開拓」によって
「自信のもと」がより強化されることに気づくべきだったのではと考える。
コンタクトをとる。
名刺を交換する。
ネットワークを多層化させる。
つながりのつながり。
収集癖のある自分にとっては、ファイルに名刺が増えるホクホク感。
副次的な効果として、話を聞くことで知識が増えること。
そんな優先順位で楽しんでみようか。
人脈作りを目的に仕事をするなんて本末転倒。
格好悪いという意見は多いと思う。
でも、本来の目的に将来を見いだせない自分にとって、あえて人脈作りが本筋と考え、それにともない結果が出てきたらそれは良いことではないか？
と（笑）
安いアンチテーゼのようなちょっとした足掻きについて考えた午後。
ベビーカーで眠る娘の安らかな顔を眺めながら。
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