助けてあげる力があると思い込むのも大事かも。アンパンマン映画2023感想。

去年アンパンマンの映画を観て、登場するキャラクターに諭されて、早や一年。

今年も観に行きたいというので、娘と二人で新作映画を鑑賞しました。

今年のゲスト主役は「何でも作れるロボット」ロボリィ。

https://anpan-movie.com/2023/

ロボ彗星にて作り出されたロボット達の中でもロボリィは飛び抜けて優秀。
そんなロボリィでも1つだけ作れないものがある、と聞かされます。
それが何かは、ロボ彗星の住人(すべてロボット)もわからない。
あの斉藤さんでもわからない。
好奇心旺盛なロボリィは、すぐさま「何か」見つけるために宇宙へ旅立つ。

足りない「何か」。
サブタイトルと映画のあらすじを読むと、
今作でどんなメッセージが含まれるか予想つくかと思います。

宇宙遊泳中に見つけたのは、地球?からプレゼントの箱。
その中にはドキンちゃんが食パンマンのためにつくったオルゴール。
バイキンマンとぶつかったために誤って宇宙へ飛んで行ってしまったものです。
オルゴールが包まれたプレゼントの「箱」を見て言い放った一言
「ただの布と金属じゃない」は、
劇中でさらっと流されましたが、すごい台詞だなと感じました。

そんなロボットです。
そんなロボットが、「ぽかぽかする何か」を見つける映画です。

前回の映画では、できないことに悩むドロリンに心打たれた37歳の私。

今作のキャラが何でも出来すぎてあまり苦しまないので、
正直にいうと感情移入できなかった38歳の私。

「何か」を持っていないことが、欠点のように映っていなかったから。

ロボリィは悪い心は持っていない。
そもそも周囲が困らせられていない。

純粋で、探求心がある。

誰かのために動くというプログラムが、ただ無いだけ。

力やスピードは他のキャラを圧倒。

そんな純粋なロボが「他者を助ける心」を得たら、欠点がありません。

マイナスが人並み(ゼロ)に戻るのではなく、ゼロがプラスに変わったロボット。

強すぎる…

そんな純粋な「力」を利用して、自らの科学力でロボ彗星を乗っ取るバイキンマン軍。
一方で、「力」に「心」を与えて自らが「正しい」と考える側へ引き寄せるアンパンマン軍。

この映画は「破壊兵器」の奪い合い?

ロボットが心を持つこと。
AIの進化について。
これらが問われる世の中に、
非常にタイムリーなストーリーを投入してきたなと思いました。

何が「善」「正義」なのか、については、
立場によって大きく異なるのが現実社会。

それは勿論、この場面においてはアンパンマンが正しいと思います。

ロボ彗星を乗っ取り、その住人を困らせ
意志あるロボットを捕えて利用したのだから、
どう考えてもバイキンマンが「悪」。
生き残るために必要な行為ではない。

捕えられたロボットの解放に尽力したアンパンマン達が「善」
私利私欲のためにロボリィを利用していません。

あくまで、「助ける」「心」「愛」が
この映画のテーマと思いますが
善も悪も無い、ただただ強いキャラクターに
誰がどのように心を吹き込むか。

何事も、育て方次第です。

今作のストーリーに対しては、そんな感想を持ちました。

さて、折角この映画を観たのだから、
ロボットの活用についてではなく精神面で、
何かしらを学んで帰りたい38歳。

出来の良いロボットにやはり感情移入はできませんでしたが、
今までの人生に置き換えながら観てみました。

何でも出来るけど心無い人。
いたなあ。
いるなあ。
でも、「心無い」というのは
ロボリィのようにそもそもプログラム(心)がないのではなく、
他を卑下するような「優しくない心がある」人のこと。
(※私はロボリィは否定しません)
自分の都合ばかり優先する。
相手の状況や心情を想像できない。

そんな人から無神経に仕事が投げられる、または指示が下る。

まず思うのが、やりたくないなあ。
どうしてこういう雑なお願いの仕方しか出来ないのか。

だけど、人に仕事を振れて結果を生み出す人は「仕事ができる」人だと思います。

逆に、私は「力」は乏しく、「心」しか無いのかもしれません。
気遣いばかり。
相手の都合を考えすぎて、仕事の依頼をするのに躊躇う。
だからいちいち止まる。
進まない。
結果が出ない。
仕事ができないと見なされる、と感じる。
委縮する。
気を遣う。
これが負の連鎖として襲ってきます。

でも、ああいう人たちの様には振る舞いたくない

というささやかな抵抗の気持ちもあります。

いい歳して甘ったれた事言ってないで
結果を出せ!と思われてるんだろうなと感じることが多いです。

「力」も「心」もバランスなんだろうなあと、いつも思います。

このバランスとりが、自分にとって本当にストレスのもとなんだよなあ…

「嫌われる勇気」を持って
結果を出すことに何の意味がある。

「心」だけで生きていきたい。

優しい世界に行きたい(笑)

………この記事を書き進めていきながら、
本当に「甘ったれんな」だと自分でも思い始めました。

まずい…
自己嫌悪が襲ってきます。

ここで、マイナス思考のループから脱却するために
自分とは無縁の思考を取り入れようと考えました。

この映画のキーワード。
「助ける」ために頑張ると意識づけてみる。

何を助けるか。
誰を助けるか。

会社?
家族?

雇われる立場として、お金をもらっているから
認められるために頑張らなくちゃ。

と考えるのではなく、

ある程度余裕を持った立場にいて、
困っていない。オレは何でもできる社会人だ。
会社の課題を解決する(助けてあげられる)人間だ。

また、

親として「自分が」成長していかなきゃ。
子供に背中を見せるために正しく生きていかなくちゃ。

と考えるのではなく、

立派な大人として人格は形成されていて、困っていない。
オレは何でも教えられる親だ。
子供の未来を明るく切り開く(助ける)人間だ。

そうやって「演じて」みるのもいいかもしれないと思いました。

どうせ生きるならポジティブに。

自分を磨くために頑張っても、
いつまでも満足することはないだろうと
本で読みました。

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未熟といって甘えられる年齢でもない。

ならば見せかけでも自信をもってものごとに向き合い、
「役に立つ」人材ではなく、
「解決してあげられる」人材に成りすましてみる。

何でも作れる自信満々なロボットが、
楽しみながら課題を解決していく(「何か」を見つける)映画を見て、
こんな風に人生楽しめたらいいなと思いました。

気を遣いすぎて仕事が回らないとか
そんなことを考えてるのではなく、
解決してあげる立場で他者に関わったら、
結果的に仕事が回っていきそうな気がします。

有能すぎて、バイキン軍からアンパン軍から引く手数多な、
心ある最強ロボット。
(映画のストーリーを誤解しているのはわかっています)

でも父は、それを目指して明日からの仕事を頑張るぞ笑

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