「豊平狭 水の守り人」北海道 2023年3月 @玉翠園

はじめに

ご覧いたただきありがとうございます。

出張が決まったら、まず
「出張先の地名」×「Mr.Children」
そして
「出張先の地名」×「日本茶」
を検索するサラリーマンのブログです。

今回の行先は北海道。

お茶もミスチルも、
「北海道」と絡めてもピンとこないのが正直なところでした。
しかしいざ調べてみたら、物知らずも甚だしいこと。

23年3月はどちらに関しても大変実りある「出張」となりました。
(本業だって、できるだけ頑張っています)

今回の記事は、北海道における「日本茶」のほうの経験です。

※「北海道」×「ミスチル」の活動報告については下記ブログに残させていただきました。
宜しければ併せてご覧ください。

茶栽培の北限を大きく越えた北海道にて、
とても面白い取り組みをされているんだなあと
大変勉強になりました。

またインストラクターの方にお茶を淹れていただいたのも貴重な経験。
ありがとうございました。

玉翠園 @北海道札幌市

検索するにあたり、北海道は茶の産地ではないので、
「有名なお店」をターゲットとして探そうと思いました。

早速見つかります。

【玉翠園】

北の日本茶専門店 お茶の玉翠園<ぎょくすいえん>
昭和八年創業 日本茶専門 卸売問屋 お茶の通販 玉翠園

昭和8年創業の、日本茶インストラクターの方がいらっしゃるお店。

しかも札幌駅から近い。
サラリーマンにはありがたい立地です。

ここに決定です。

札幌に到着して、
ホテルにチェックインして、
早速お店を訪れました。

飛行機に乗る前にちゃんと調べてきました。
「雪萌えパフェ」なるスイーツが有名です。

店の前でスマホで写真を撮ってしまったりして。
はるばる東京から抹茶スイーツを求めて来た、
40歳手前のおじさん、店内に入ります。

うまい。。
濃いです抹茶。

スーツのおじさんが急に現れ、黙々とスイーツをほおばる。

店内には、子連れの女性がちょこっと立ち寄ってパフェを楽しんだり、
常連と思しき男性がお茶の淹れ方について語ったりする姿がありました。

昔ながらの店装で、とても落ち着く雰囲気でした。
スーツ姿の私以外は、です。

そんな違和感たっぷりな私でしたが、
ただただおいしく食べて店を出るつもりはなく、
(自分への)お土産にとても面白いお茶を選び購入しました。

「北海道熟成茶」

なんて気になる響き…

日本茶「豊平峡 水の守人」

北海道熟成茶「豊平峡 水の守人」

どのような取り組み?

玉翆園さんのHPを引用させていただきます。

北海道は温暖な気候を好む茶の生産北限(茨城・新潟)をはるかに超えている為、茶樹の生育は私の自宅の庭で栽培した露地物を摘み採り、数グラムの北海道産茶(味は薄いものの独特の甘みが特徴)に仕上げてセレモニーとして飲むのが精一杯ですが、冷涼なこの環境は長期熟成には大変向いております。

北海道は温暖な気候を好む茶の生産北限(茨城・新潟)をはるかに超えている為、茶樹の生育は私の自宅の庭で栽培した露地物を摘み採り、数グラムの北海道産茶(味は薄いものの独特の甘みが特徴)に仕上げてセレモニーとして飲むのが精一杯ですが、冷涼なこの環境は長期熟成には大変向いております。

https://gyokusuien.co.jp/original-product/houheikyou/

こうしたことを長年手掛けていることを聞き及ばれたのか、この度国土交通省さんからお声をかけていただき、札幌市南区豊平峡の厚い岩盤を堀削し作ったリムトンネル内での日本茶熟成の実証実験をすることとなりました。

札幌の水瓶でもある豊平峡は自然の峡谷を生かしたダム湖で、深い森林に囲まれた景勝地です。この地での熟成検証は、当社にとって熟成のノウハウに新たなデータを織り込む興味深さに加えて、日本茶専門店として極めて意味深いものがあります。

というのも、日本茶を飲むとき、その実に99%が水だからです。家庭の蛇口を捻るだけで、ボトリングウォーターとして販売できるほど高品質の水がいただけるからこそ、北海道で淹れる茶は、素材の味を完璧に引き出すことができるのです。だからこそ、水源である森を守る=「水の守人」であれ、というのが祖父の代からの家訓となっておりました。

https://gyokusuien.co.jp/original-product/houheikyou/

茶葉の産地自体は、八女、静岡、愛知とのこと。

ブレンドしたものをここ豊平峡にて熟成。

「味の良さ」で日本茶AWARD ファインプロダクツ賞を受賞されております。

日本茶インストラクターの店員さん

先ほど載せたyoutubeの動画の方とは別の方ですが、

UVER WORLDのボーカルに似た男前なインストラクターさんがいらっしゃいました。

試飲されますか?と進めてくださったので

目の前で入れてくださるところをじろじろ見てしまいました。

・湯冷ましに入れてから、思ったより湯温を下げるのに時間をかけているなあ
・三グラムの茶葉が三倍に開く
・ゆすらないで60秒
・ふって茶葉を壊す
・二煎目 90℃ 30秒
・最後の一滴を注ぐのに、思ったより強く急須を振るんだなあ

以上、素人な言葉づかいでお恥ずかしい。
動画を撮っておけばよかった。
自分で淹れていた方法と全然違う、緩急のある上品な所作だなあと。
そして自分で淹れたお茶よりも、味も香りも抜群に良くて…
今まで何て勿体ない飲み方してたんだと、やや凹みつつ…。

店内ではちょうどほうじ茶を製造していて、
とても香ばしい香りが終始漂っていました。

コロナ対策のマスクに、ほうじ茶の香りをしっかりまとわせ、
このあとミスチルファンの集う居酒屋へ向かいました。

お土産でお茶を「買う」だけだとわからないこと。

お茶屋さんに伺うことで、とても貴重な経験をさせていただきました。

ありがとうございました。

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