独自性と目的意識。アンパンマン映画2022感想。

上司と面談して、自分ができないと思われていると痛感する。

時間の使い方。
他の人がしない何か。
プラスα。
自分のアピールできる実績。

問われて即答できず、気落ちする。
いかんせん、興味がない。
やるべきことは、時間内にやっている。
それ以上を求められる環境。
でも興味がないから疑問や発見がない。
そこなんだよなぁと思いつつ、
責任ある立場。
企業の一員。
大黒柱。
グダグダいってられない。
生き残らなければならない。

できないと思われているなら、
あとは這い上がるだけ。
這い上がり続けたいとは思わない。
出世欲ではない。
生き残ることのできる、
自分の居場所を見つける。
それは、面談において言われた
「他の人がしない何か」
無駄な時間を排除して、将来に備える時間を確保する。

他のメンバーは
「出来る出来ない」
「やりたいやりたくない」
をもっとフランクにアピールしていることを知る。
自分のあるべき居場所を模索して、
スキルを磨いていることを知る。
自分もそれに倣い
すべてを手に入れようとせず
出来ることをとことん突き詰める考え。
気落ちしたけど、収穫はあったと考える。

日曜日。
親子でアンパンマンの映画を観る。

https://anpan-movie.com/2022/

「自分は出来ない」と投げやりになるオバケどろりん。

やばい。自分と重なる。

ただ一点、重ならないのは
どろりんがただ怠けているからできないのではないこと。
影ではちゃんと努力をしている。
体を鍛えている。
本を読んでいる。

なのに、なぜかうまくできない。

自分はどろりんほど努力をしていない、
と、勝手に自分をどろりんに投影したことを恥じる笑

響いたのは、
映画もクライマックスに近づくころ。

どろりんと共に自分はアンパンマンに諭される。

努力をしたその先に何を望むか。
何のために頑張るのか。

どろりんは、自分のために、ほめられたいから頑張っている。

対してアンパンマンは、まわりの人々の笑顔が見たいから頑張るのだという。

だから優しく、強いのだという。
そうして、アンパンマンは結果を残し続けている。

仕事は、相手に付加価値を与えること。
自分磨きが目的ではなく、価値を与えるために自分を磨く。

…あぶないあぶない
またいつものごとく
明確な目的がなく
ただ独創性や独自性を出そうとするような
自分中心の悩みに陥るところだった。

ありがとうアンパンマン。
ありがとうどろりん。

他の人がしない何か。
自分だけができる何か。
それでいて、人に価値を与える何か。

自分の成長のためではなく、
他者の問題を解決する方法を常に考え、
それに対して自分ができることは何か。

さて、一体なんでしょう?

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