著書 | あおのじかん |
著者 | 文・絵 イザベル・シムレール 訳 石津ちひろ |
発行所 | 岩波書店 |
初版 | 2016年6月28日 |
所有 | 市立図書館 |
☆ | 娘へ |
息子のスポ少の送迎、
息子と二人で露天風呂に入り、
帰路、自転車で渡る多摩川の橋上。
九月十日。十五夜。
満月が大きく、はっきりと観られた月夜でした。
息子との大切な思い出。
むろん、本人は満月よりもおやつのジャガビーに夢中。
そんな満月の日
娘のために借りていた絵本
こちらに描かれている満月もまた美しいと感動したものです。
月が美しいというべきか、
月明りで影になった動物たちの描き方が美しいというべきか。
全ページにわたって、
さまざまな種類の「青」地のキャンバスに
動植物や風景が描かれており
それぞれ静かで透き通った世界を旅する感覚
私がいちばん感動したのが、月夜のページ
この前のページまでは、暗い青地のキャンバスに
明るい色の線で鮮やかに描かれていた動物たち。
一転、
明るい明るい満月に照らされて
動物たちは黒一色に染められました。
こういう描き方もあるのかと、感心です。
方や娘は、ここでクイズ大会のはじまり。
へびさんどーれだ
しぇーかーい(正解)
ねこさんどーれだ
しぇーかーい(正解)
ひととおりの動物を当てて、シルエットクイズは楽しく終了。
別のページでは、
へびさんの手真似
腕をにょろにょろさせて、○○ちゃんこんにちは
というと、娘はにこにこ
とりさんの卵の手真似
両手で卵の殻を模して、○○ちゃんこんにちは
ピキピキと割れて
ピヨっとあらわれたひな鳥が、○○ちゃんこんにちは
娘はにこにこ
大人にも子供にも、いろいろな感動を与えてくれる絵本でした。
【同時に借りた絵本】
あがりめさがりめ/真島節子/こぐま社/1994年2月20日第一刷
おとうさん あそぼう/渡辺茂男 文/大友康夫 絵/福音館書店/1984年5月1日年少版 こどものとも発行
あおくんときいろちゃん/レオレオーニ 作/藤田圭雄 訳/至光社/国際版絵本2006
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