京王相模原線の京王多摩川駅。
駅前再開発の変遷を写真に残しているブログです。
タイトル通り、ついに都市計画が決定し、告示となりました。
調布市のホームページはコチラ
けいたま駅前定点観測 写真
都市計画が気になりますが、まずはいつもの定点観測から。
現地では、今週からエリア南側で「何か」が始まっています。
何が始まっているのでしょうか。
下の写真は、前回の記事から二日後の状態です。
用水路付近(南側)に「盛り土」と「ブロック」らしきもの。
一昨日発見した長方形に囲まれた場所は、掘られているようです。
用水路付近の盛り土は、掘り返した土でしょうか。
ブロックは、ここに埋めるのかな?
何のため?
誰か教えてくださいませ。
今日はエメラルドグリーンのショベルカーの親子が頑張っています。
果たして何が行われているのでしょうか。
あーきになるー明日も観に行かねばー!
京王多摩川駅周辺地区に関する都市計画の決定及び変更
それでは今日の本題です。
令和5年(2023年)5月9日(火曜日)に開催された都市計画審議会。
「付議第1号 調布都市計画地区計画 京王多摩川駅周辺地区地区計画の決定について」
5/9の審議会で議題に挙げられたので、
私はその議事録の公表をそわそわ待っておりました。
我先に要約せんと、やる気満々でいたのですが
それを待たずして調布市のHPが更新されました。
京王多摩川駅周辺地区に関する都市計画の決定及び変更
- 調布都市計画地区計画 京王多摩川駅周辺地区地区計画の決定
- 調布都市計画 用途地域の変更
- 調布都市計画 高度地区の変更
- 調布都市計画 防火地域及び準防火地域の変更
これらの都市計画について、都市計画決定及び変更しました。
調布市HPより。https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1684720987899/index.html
- 告示日 令和5年5月24日(水曜日)
- 縦覧場所
都市計画課(市役所7階) 午前8時30分から午後5時15分(土曜日、日曜日、祝日を除く)
(注)都市計画の内容については、次のリンク先にてご覧いただけます。
都市計画が決定した模様です。
以下、引用ばかりでごめんなさい。
まずは言葉の意味と背景からおさらいです。
地区計画制度
調布市では、地域の個性を活かした魅力ある街づくりを推進するため、
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1182127627586/index.html
地区レベルにおけるまちづくりの目標やルールを共有化し、
参加と協働による街づくりを実現する地区計画制度の活用を推進しています。
地区計画とは
地区計画は、それぞれの地区の特性に応じて、良好な都市環境の形成を図るために
必要なことがらを定めるより細かい地区レベルの都市計画です。
地区計画は、どのような目標に向かってまちづくりを進めるかを定めた「地区の目標」、
目標を実現するための「地区計画の方針」と、
生活道路の配置、建築物の建て方のルールなどを具体的に定める「地区整備計画」からなり、
住民のみなさんの意見を反映して、街並みなどその地区独自のまちづくりのルールを、
きめ細かく定めるものです。地区計画で定められるルールは、記載のものがあります。
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1182127627586/index.html
- 地区施設(生活道路、公園、広場、遊歩道など)の配置
- 建築物の建て方や街並みのルール(用途、容積率、建ぺい率、高さ、敷地規模、セットバック、デザイン、生垣など)
- 保全すべき樹林他
京王多摩川駅周辺地区地区計画
(令和5年5月24日決定)
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1182127627586/index.html
本地区は、調布市の南端部に位置し、憩いの場となっている多摩川沿いを中心とした散歩道やスポーツ・レクリエーション施設等を利用する市民や来街者の主要な玄関口となっています。
都市計画マスタープランでは、本地区を「商業の拠点」として位置付けていますが、地区内では、日常生活に密着した商業・生活利便機能及び身近な公園・広場機能の不足等が進んでいます。
一方、本地区は一部都市計画緑地(調布多摩川緑地)の区域となっており、周辺の自然環境や景観と調和したみどり豊かな環境の形成が求められるほか、水防法に基づく多摩川浸水想定区域内に位置し、地球温暖化等の影響による大雨等に伴う水害への対応が求められています。
そこで、本地区は駅周辺に相応しい商業を中心とした生活拠点を創出するとともに、水害に備えた避難体制の強化、「住み続けたい」を支える身近な環境づくり、自然の豊かさや都市のアメニティが感じられる潤いある景観の形成、駅周辺の回遊性の向上及び地域の商業の核となる拠点の創出を図ることにより、「地域共生社会に向けた多世代が共に生き、多様な主体が交流するコンパクトなまちづくり」を推進することを目指すため地区計画を定めました。
長文お付き合いいただきありがとうございます。
「京王多摩川駅周辺地区地区計画」に限定した決定事項の資料が
調布市のHPにてダウンロードできます。
例によって当ブログにそのPDFを貼らせていただきます。
デスクトップで閲覧していただいている方は
そのままスクロールできるかと思いますので便利です。
スマホで閲覧いただく方は、下記PDFリンクをタップすると
ダウンロードが始まりますので、ご注意ください。
以上です。大変お疲れさまでした。
専門用語が多く、今回は内容が難しいので、
私も理解できているか自信ありません。
今までオープンハウスなどで公表されていた計画内容を
書面としてまとめたという資料だと思われます。
よっておそらく、目新しい情報はございません。
当資料、図が少なめ(地図のみ)なので、
当ブログにて文字にて説明するより、PDFをご覧いただくのが適切だと思います。
ご興味あるスマホユーザーの方はダウンロードしてみてください。
また土地の用途などを確認したいという方は、
下記ブログ記事をご覧いただくと理解が早まるかもしれません。
併せてよろしくお願いします。
さいごに
さて、都市計画の決定とともに
何やら動き出した京王多摩川駅前。
ここは…
下の写真は一か月前。23年4月です。
写真の右端、茶色の一軒家が残っており、この家と再開発エリアの間は
壁で隔てられておりました。
下図の■のあたりです。
ところが…
もう一度同じ写真です。
壁がない?
再開発エリアと一軒家が完全に一体化している?
これはもしや…
(続く!)
京王多摩川再開発のブログを時系列で一覧にしたページを作りました。
順を追ってみていただく方がわかりやすく面白いと思いますので、
下記ブログ、よろしければご覧ください。
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